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AI検索エンジンのトラフィック推移と動向(2026年3月)

執筆者
次世代検索研究所 piONEer(パイオニア)
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2026年3月のAI検索エンジンのトラフィック推移とその動向をまとめました。

AI検索エンジンの国内シェア

AI検索エンジンの国内シェア(全体)としては、ChatGPT が約 63%となり、前月比では-4.2pt 減少した。
Gemini のシェアは四か月連続で上昇傾向であり、前月比で+2.7pt 増加した。

出典:StatCounter,「AI Chatbot Market Share Japan」Statcounter Global Stats, https://gs.statcounter.com/ai-chatbot-market-share/all/japan , 2026年4月21日閲覧
 ※StatCounterのデータはウェブサイトのアクセス状況から推定されたものであり、実際のユーザー数や市場シェアとは異なる場合があります。

従来型検索エンジンとAI検索エンジンのセッション数推移

従来型検索エンジンのシェアが圧倒的に高く、セッション数のシェアは前月比で+11.7ptと増加した。
AI 検索エンジンのセッション数は 2024 年 4 月を起点とすると 5,360%と増加した。
さらに、AI 検索エンジンは前月と比較して+17.8%であり、セッション数は増加した。

出典:Similarwebを活用した当社集計データ(2026年3月まで) 
従来型検索エンジン:Google・Bing・Yahoo!Japanのセッション数(合計)の推移 
AI検索エンジン:ChatGPT・Gemini・Perplexity  等のセッション数(合計)の推移

クエリ別のAI Overviewsの表示状況

クエリ別のAI Overviewsの表示率の調査結果。AI Overviewsの表示率はKnowクエリが最もかったが、数値自体は前月から変化はみられなかった。DOクエリも前月比で変化はなく、Go クエリは-1.1pt減少した。全体の総計としては、前月から変化はみられなかった。

出典:各業界のSEO上位プレーヤーの流入キーワードを基に当社が調査。(対象データ:2026年3月時点、調査実施:2026年4月)
※各業界で当社が独自に選定したキーワードの中から検索数が多い上位500キーワードを抽出

業界別のAI Overviewsの表示状況

検索市場におけるAI Overviews の表示率は、検索市場のファネル形状が Know 系に偏る業界で前月に引き続き AI Overviews の表示比率が高い結果となった。業種別に比較すると、上位三業種では前月と比較して、表示率は大きく増加しており、全体としても増加傾向がみられた。
一方でコスメ、アパレル・ファッション、転職業種では減少した。

出典:各業界のSEO上位プレーヤーの流入キーワードを基に当社が調査。(対象データ:2026年3月時点、調査実施:2026年4月)
※各業界で当社が独自に選定したキーワードの中から検索数が多い上位500キーワードを抽出

今月のAI検索トピック

Google AIモード:Search Liveが世界的に展開中

GoogleのSearch Live機能が、AIモードを利用可能なすべての言語と地域で展開。Gemini 3.1 Flash Liveにより、世界中のユーザーが好みの言語で検索を利用可能に。Search Liveは、AIモードでの音声会話やスマートフォンのカメラ映像を共有しながら、リアルタイムで質問に回答し、さらに掘り下げるためのウェブリンクを提供する機能。Google Lensでカメラを向けている状態であれば、画面下部の「Live」オプションをタップするだけで、目の前に見えているものについてリアルタイムで双方向の会話が可能。

出典:Google,「Search Live is expanding globally」Google The Keywords, https://blog.google/products-and-platforms/products/search/search-live-global-expansion/, 2026年4月21日閲覧

Google AIモード:パーソナルインテリジェンスの力をより多くの人々に届ける

パーソナルインテリジェンス機能が、米国内のAIモードで利用可能となり、無料ユーザー向けにGeminiアプリ、およびChrome版Geminiでの利用を順次展開中。
パーソナルインテリジェンス機能はGmailやGoogleフォトなどの各種Googleアプリと連携することで、自分に関連する情報を元に回答する機能。
接続アプリや接続タイミングは選択可能で、ユーザーの情報自体をAIが直接学習せず、GeminiやAI Modeの特定のプロンプトとモデルの応答など、限られた情報に基づいて学習するため、透明性にも配慮。

出典:Google,「Bringing the power of Personal Intelligence to more people」 Google The Keywords, https://blog.google/products-and-platforms/products/search/personal-intelligence-expansion/, 2026年4月21日閲覧 

OpenAI:企業が Cloudflare Agent Cloud でエージェント型ワークフローを実現

OpenAIモデルを活用したAIエージェントを展開するCloudflareが実業務で活用できるAIエージェント「Agent Cloud」を企業向けに展開。OpenAIと連携することで、顧客対応、システム更新、レポート生成などの業務を自動で処理することが可能。これにより、企業がグローバル規模で高速かつリアルタイムな体験を提供する、高機能な AI アプリケーションやエージェントを安全な仮想環境で容易に構築・展開可能。

出典:OpenAI,「企業が Cloudflare Agent Cloud でエージェント型ワークフローを実現」OpenAI, https://openai.com/ja-JP/index/cloudflare-openai-agent-cloud/ , 2026年4月21日閲覧

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次世代検索研究所 piONEer(パイオニア)

「次世代検索研究所piONEer」は、AI検索および検索AIサービスにおける広告の新たな可能性を追求する最先端の研究プロジェクトです。メディアプランナーを中心に、広告戦略や運用・オウンドソリューションに特化した専門部署と連携し、AI検索時代の新たな広告戦略とソリューションの研究・開発を目指します。長年SEM市場(検索連動型広告やSEO)で培ってきた豊富な経験と知識をもとに、AI検索時代にふさわしい広告の革新と価値提供に取り組みます。 当プロジェクトが発行しているAI検索に関する調査レポート「AI検索白書」では、独自調査を通じて生活者の利用動向や今後の展望について詳しくまとめています。

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「ONE-AIO Lab」は、Hakuhodo DY ONEにおけるAIOコンサルティング(AIO:AI Optimization)を専門とする研究開発組織です。AI検索でのブランド情報の表示状況の可視化、AIによる回答内容の評価、最適な情報発信戦略の設計・効果検証、さらにはAI検索アルゴリズムの分析・研究を推進しています。企業がAI時代にふさわしい情報発信戦略を確立し、ブランド価値の向上と持続的な成長を実現するための高度なソリューションを開発・提供しています。

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