【出品者必見】Amazonプライムマークのメリット・表示方法を解説
- 執筆者:
- 相原 快人
Amazonで商品を探していると、商品名の近くに表示される「プライムマーク」を目にすることがあります。
プライムマークは、Amazonプライム配送特典の対象商品であることを示す表示です。ユーザーにとっては、利用できる配送サービスを確認する際の目印となり、出品者にとっては、商品の配送面に関する特徴を伝えやすくなります。出品者にとっても、配送面での利便性を商品詳細ページや検索結果上で伝えやすくなるため、購入を検討するユーザーの後押しにつながる可能性があります。
一方で、プライムマークの有無だけで販売成果が決まるわけではありません。商品カテゴリ、価格、レビュー、在庫状況、競合環境なども含めて、運用データを総合的に確認することが大切です。本記事では、プライムマークの概要や期待できるメリット、自社商品にプライムマークを表示させる主な方法を解説します。
※2026年10月時点の公開情報をもとに執筆しています。サービスの名称や利用条件は変更される場合があるため、最新情報はAmazon公式情報をご確認ください。(※1)
※本記事は2023年2月21日に公開した内容を最新の情報に更新したものです。
プライムマークの意味
プライムマークとは、Amazonプライム配送特典の対象商品であることを示す表示です。
Amazonが定める出荷・配送品質などの一定条件を満たしている商品とされています。対象商品では、配送先や注文時間などの条件に応じて、お急ぎ便やお届け日時指定便などを利用できます。

利用可否や条件は、配送先、商品カテゴリ、在庫状況などによって異なります。また、Amazonプライム配送特典はプライム会員向けの特典ですが、プライム会員ではないユーザーも、条件に応じて有料で配送オプションを利用できる場合があります。
プライムマークのメリット
ここでは、プライムマークによって期待できる主なメリットを紹介します。
配送サービスの内容を伝えやすい
プライムマークが表示されていることで、ユーザーは、その商品がプライム配送特典の対象であることを確認しやすくなります。配送スピードや受け取り方法を重視するユーザーにとって、商品を比較する際の分かりやすい目印の一つになります。
ユーザーの購買判断を後押ししやすい
プライムマークが付いている商品は、配送スピードや受け取りやすさを重視するユーザーにとって、購入時の判断材料になりやすいと考えられます。ただし、販売成果はプライムマークの有無だけで決まるものではありません。
販売成果を分析する際は、プライムマークだけでなく、 価格、在庫、レビュー、商品情報の充実度、広告出稿状況なども総合的に確認しましょう。

FBAの利用により物流業務の効率化につながる場合がある
後述するFBAを利用すると、商品の保管や発送などの物流業務をAmazonに委託できます。商品数が多い事業者や、自社配送の負荷が高い事業者にとっては、物流業務の効率化につながる可能性があります。

プライムマークを表示する主な方法
プライムマークは、出品者が商品に任意で付けられるものではありません。Amazonが販売・発送する商品など、一定の条件を満たす商品などに表示されます。出品者が自社商品にプライムマークを表示させたい場合、主にFBAまたはマケプレプライムの利用を検討します。
FBAを利用する
FBA(Fulfillment by Amazon)とは、出品者がAmazonの物流ネットワークを利用できるサービスです。出品者がAmazonの倉庫に商品を預けることで、商品の保管、梱包、発送、カスタマーサービスの一部をAmazonに委託できます。

FBAは、次のような場合に適しています。
- 自社の物流業務の負荷を抑えたい
- 配送品質を安定させたい
- 商品の保管や梱包、発送を効率化したい
- 繁忙期にも対応しやすい物流体制を整えたい
利用にあたっては、保管料や配送代行手数料などの費用が発生するため、販売価格、利益率、在庫回転率を踏まえた検討が必要です。
マケプレプライムを利用する
マケプレプライムとは、出品者が自社で商品を出荷しながら、Amazonが定める条件を満たすことで、対象商品にプライムマークを表示できる仕組みです。FBAを利用せず、自社の物流体制を維持したい場合の選択肢になります。
マケプレプライムを利用するには、Amazonが定める配送品質や出荷体制に関する所定の条件を継続的に満たす必要があります。条件には、期日内配送率、追跡可能率、出荷前キャンセル率、週末出荷体制、配送スピード、対象地域などが挙げられます。具体的な条件や基準は変更されることがあるため、利用を検討する際はAmazon公式情報で最新条件を確認してください。
マケプレプライムを検討する際は、プライムマークの表示によるメリットだけでなく、自社で配送品質を継続的に維持できるか、物流コストが利益率に見合うかを確認する必要があります。

FBAとマケプレプライム、どちらを選ぶべきか
FBAとマケプレプライムは、いずれもプライムマーク表示を目指す方法ですが、向いているケースが異なります。
| 方法 | 向いているケース | 注意点 |
| FBA | 物流業務をAmazonに委託したい、配送品質を安定させたい、商品数が多い | 保管料・配送代行手数料、在庫管理、長期在庫リスクの確認が必要 |
| マケプレプライム | 自社出荷を維持したい、自社物流に強みがある、配送品質を自社で管理できる | 配送品質条件の継続達成、週末出荷体制、物流コストの確認が必要 |
どちらが適しているかは、商品特性、販売数量、在庫回転率、物流体制、利益率によって異なります。まずは現状の配送体制とコストを整理したうえで、無理なく継続できる方法を選びましょう。(※2)
※1 参考:Amazon Seller Central,Amazon 出品者のヘルプ, 2026年10月1日閲覧
※2 参考:Amazon,フルフィルメント by Amazon(FBA),2026年10月1日閲覧
※3 参考:Amazon Seller Central,マケプレプライム, 2026年10月1日閲覧
おわりに
今回は、Amazonのプライムマークの概要や期待できるメリット、表示を目指す方法について解説しました。
プライムマークは、対象商品で利用できる配送サービスをユーザーに伝える表示です。配送スピードや受け取りやすさを重視するユーザーにとって、商品を選ぶ際の判断材料の一つになります。出品者が自社商品へのプライムマークの表示を目指す場合、FBAとマケプレプライムが主な選択肢となります。それぞれ費用や運用条件が異なるため、自社の商品特性や物流体制に合わせて検討することが大切です。
Amazonのプライム対象条件や配送品質の基準は変更される可能性があります。導入・運用する際は、Amazon公式情報を確認し、現行の条件に沿って判断してください。
Hakuhodo DY ONEでは、AmazonをはじめとするECモールの運用や、オウンドサイトの活用など、eコマースにおけるマーケティング施策に関するご相談を承っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※本記事は2026年10月1日時点で確認できる公開情報をもとに作成しています。Amazonのサービス内容、利用条件、対象商品、料金、配送オプション、各種基準等は変更される場合があります。実際の利用可否やプライムマークの表示可否は、商品・配送先・出品形態・出品者アカウントの状況等によって異なるため、導入・運用にあたってはAmazon公式サイトおよびSeller Centralの最新情報をご確認ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の販売成果、プライムマークの表示、各サービスの利用可否を保証するものではありません。
この記事の執筆者
相原 快人
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(現:Hakuhodo DY ONE)へ新卒で入社。Amazon・楽天市場等のECプラットフォーム専門部署に所属し、 ECプラットフォーム広告専門の運用業務を担当。大手飲料/家電/消費財メーカーなど幅広い業種のクライアントを担当し、Amazonを中心としたEC売上を最大化するための広告プランニング〜運用の実行を含めたPDCAを実行。
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