LINE公式アカウント活用の最前線!アップデートしたLINE通知メッセージ×DialogOne®︎で実現する顧客体験の価値向上【セミナーレポート】
- 執筆者:
- ONEDER編集部
株式会社Hakuhodo DY ONEは、「LINE公式アカウント活用の最前線!アップデートしたLINE通知メッセージ×DialogOne®︎で実現する顧客体験の価値向上」と題したオンラインセミナーを開催しました。
ユーザーとの接点を大きく進化させる「LINE通知メッセージ」。2025年6月、LINEヤフー株式会社が提供する「LINE通知メッセージ」が大幅にリニューアルされ、さまざまな業種・シーンでより柔軟に活用できるようになりました。
本記事では、LINE通知メッセージの基本概要から、Hakuhodo DY ONEが開発するメッセージ管理ソリューション「DialogOne®」を活用したマーケティングDX、さらに最新の「ポイント・クーポン用途」への対応についても詳しく紹介します。
【登壇者】
鷲尾 海輝
株式会社Hakuhodo DY ONE エンゲージメントソリューション本部
2021年にアイレップ(現Hakuhodo DY ONE)に入社。約4年間メディア担当としてLINEヤフー株式会社のプロダクトを中心に、複数のメディアを組み合わせた認知プランニングに従事。 2022年からはLINE公式アカウントの運用を担う部署にも所属を開始し、LINE公式アカウントの提案支援・友だち増加提案を推進。 現在は、LINE通知メッセージやLINEミニアプリなどLINEを活用したDX領域の支援にも携わる。
※本記事は2025年7月2日に開催されたセミナーの内容をもとに、一部加筆・修正して掲載しております。
LINE通知メッセージとは?今、注目される理由を解説
LINE通知メッセージの真価を理解するためには、まず前提となる「通常のメッセージ配信」の仕組みと、その制限について整理しておくことが重要です。LINE公式アカウントの詳細については、以下記事をご確認ください。
LINE公式アカウントとは
LINE公式アカウントは、企業が生活者とLINE上でコミュニケーションを取ることができるサービスです。通常、メッセージを送ることができるのは、LINE公式アカウントを「友だち追加」しており、かつ「ブロックしていない」ユーザー(ターゲットリーチ)に限定されます。
非常に魅力的な接点ですが、「LINEユーザー全員」にメッセージを届けられるわけでないため、未登録のユーザーやブロック中のユーザーには情報を届けることができないという課題がありました。

LINE通知メッセージとは
LINE通知メッセージは、電話番号をキーにして、重要性や必要性の高いメッセージをユーザーへ通知するサービスです。主に「通販の注文完了連絡」、「荷物の配送連絡」、「公共交通機関の情報」などで活用されています。
従来の手紙やはがき、メール、SMSといったツールは、一方的な発信になりがちで「情報が埋もれる」「反応が得られない」という課題がありました。一方、LINE通知メッセージは日常的に利用するLINEに届くため、即時性が高く、確認されやすい点が特長です。そのままLINE上で手続きを完結できるなど次のアクションにも繋げやすく、双方向のコミュニケーションを実現できます。

※広告や営業目的のメッセージ、およびユーザーが通知設定をオフにしている場合は送信できません。
※画像出典:LINE通知メッセージを受信する方法|LINEみんなの使い方ガイド,LINE, Accessed 22 April 2026
LINE通知メッセージの活用により、通常の配信ではリーチできない「友だちではないユーザー」に対しても、重要な情報を届けることが可能です。これをきっかけに友だち追加を促すことで、その後の顧客育成(ナーチャリング)へと繋げることができます。

LINE通知メッセージと通常メッセージの違い
LINE通知メッセージは、企業側が保有する顧客の電話番号と、LINEに登録されている電話番号をハッシュ化してマッチングさせる仕組みです。これにより、友だち登録の有無を問わず、該当するユーザーへメッセージを届けることができます。

※広告や営業目的のメッセージ、ユーザーが本通知の受信設定をオフにしている場合は送信できません。
はがきやメール、SMSなどの主要チャネルと比較した際の通知メッセージの魅力は、高い開封率が期待できる点です。生活者とのスムーズなコミュニケーションを可能にする点が大きな特長です。

生活者のメリット
LINE通知メッセージを実装した際の生活者側のメリットは、大きく三つあります。
一つ目は、審査を通過したLINE公式アカウントからのみメッセージが届くため、信頼性の高いメッセージであるとユーザーに認識されやすいこと。二つ目は、日常的に利用しているLINEで届くため、大切な情報が他のメッセージに埋もれず確認できること。三つ目は、単にURLが届くだけでなく、詳細情報をトーク画面上でスムーズに確認できること。これらがユーザー体験を向上させる大きなメリットです。

企業のメリット
実装する企業側のメリットも三つ挙げられます。
一つ目は、月間利用者数約9,700万人という幅広いユーザー基盤を持つLINEを活用し、情報を迅速に届けられること。二つ目は、まだ友だちではないユーザーに対しても、通知をきっかけに自然な動線で「友だち追加」を促せること。三つ目は、主要チャネルの中でもより高い開封率が期待できるため、案内手段をLINE通知メッセージに集約することで、郵送やSMS等にかかっていた人的・金銭的コストを削減できることです。

リニューアルでどう変わる?LINE通知メッセージの活用最前線
2025年6月リニューアルの主要ポイントを三つ紹介します。
通知内容の大幅拡充
これまで22種類だった通知用途が、70種類まで大幅に拡充されました。幅広いシーンに対応可能になったことで、あらゆる業界で導入しやすくなっています。

※各通知内容でご利用いただけるテンプレートの詳細は、LINE Developers にてご覧いただけます。
導入負荷の軽減(テンプレート提供による)
以前は「フレキシブルタイプ」という自由度の高い形式が主流でしたが、制作や審査に時間がかかるという側面もありました。新しく「テンプレート」が提供されたことで、作成時間の短縮と審査の簡略化が実現し、よりスピーディーな実装が可能になりました。
※自由度の高い「フレキシブルタイプ」も継続利用可能ですが、2025年8月1日以降の発注分より、別途審査費用が発生します。ブランドイメージを厳密に反映させる必要がある場合を除き、基本的にはテンプレートの活用を推奨しています。
料金プランの刷新
1通あたり2円の従量課金制から「月額固定のプラン制」に変わりました。月ごとの予算管理がしやすくなり、計画的な運用が可能となりました。多くのユーザーにコストを抑えて配信したい企業におすすめです。
※プランの内容の詳細については、お問い合わせください。
【NEW】ポイント・クーポン用途のテンプレートが新登場
2026年3月、新たに「ポイント・クーポン・マイル」の【付与・獲得】【有効期限】を通知できる計6種のテンプレートが追加されました。
- ポイント付与のお知らせ
- ポイント有効期限のお知らせ
- クーポン獲得のお知らせ
- クーポン有効期限のお知らせ
- マイル付与のお知らせ
- マイル有効期限のお知らせ
ポイントの失効を防ぎ、再来店や再購入のきっかけを創出できる本機能は、「失効率の高さ」「告知メールの埋没」「一過性の接点」といった企業の課題を解決する有力な手段となります。中長期的な運用工数を抑えつつ、多くのユーザーへ低コストで、かつブランドの信頼性に配慮しながら情報を届けられる点は、導入の大きなメリットです。
また、ユーザー側にとっても、ポイントを無駄なく使い切れることでお得感が高まり、ブランド満足度の向上に繋がります。

LINE通知メッセージ×DialogOne®で実現する顧客体験の価値向上
Hakuhodo DY ONEが提供するLINEのメッセージ管理ソリューション「DialogOne®」とLINE通知メッセージを掛け合わせた活用方法について紹介します。
「DialogOne®」の概要
「DialogOne®」は、Hakuhodo DY ONEが自社開発した、LINE公式アカウントの成果を最大化するマーケティングソリューションです。LINE内外の多様なデータを統合し、個々のユーザーに最適化された施策を実現します。豊富な機能とHakuhodo DY ONEが培ってきたコミュニケーションノウハウを組み合わせることで、ストレスフリーな顧客体験を提供し、企業と顧客双方の負担を軽減します。顧客との深いエンゲージメント構築を通じて、企業の持続的な成長に貢献します。

LINE通知メッセージ×DialogOne®で実現する顧客体験とは
「LINEでのコミュニケーションをストレスゼロに」というコンセプトのもと、「DialogOne®」は2025年3月に大幅リニューアルをおこないました。
LINE通知メッセージを通じて未登録ユーザーに友だち追加を促し、友だちになった後は「DialogOne®」でアンケートやデータ連携をおこなうことで、詳細な属性情報を蓄積できます。これにより、顧客データを統合的に管理・活用したパーソナライズ配信や、効果的なキャンペーン展開が可能になります。単に「通知を送って終わり」にするのではなく、その後の購買データや興味関心に基づいた1to1コミュニケーションを実現することが、顧客体験のさらなる向上に繋がります。

まとめ:LINE通知メッセージが切り拓く次世代の顧客接点
本記事では、LINE通知メッセージによる“届けるだけでは終わらない”顧客体験について紹介しました。
新しく登場した「ポイント・クーポン通知」は、休眠顧客の活性化やLTV向上に寄与する有効な手段です。ここに「DialogOne®︎」を組み合わせることで、生活者一人ひとりに寄り添ったマーケティング施策を実現できます。
Hakuhodo DY ONEではLINEと連携したマーケティングソリューション「DialogOne®︎」に加え、当社グループ会社のトーチライトとの連携による「SNS運用コンサルティングサービス」も提供しています。 LINE公式アカウントの開設から運用戦略の設計、実行までを一貫してサポートしていますので、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
この記事の著者者
ONEDER編集部
ONEDER(ワンダー)は、株式会社Hakuhodo DY ONEが運営する 「デジタルマーケティングの視点から、ビジネス・社会に『驚き』と『価値』を創出するメディア」です。 デジタルマーケティングを推進する企業の方々にとって信頼できる情報源となり、 ビジネス、ひいては社会の発展に貢献できれば幸いです。
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