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AI検索エンジンのトラフィック推移と動向(2026年6月)

執筆者
次世代検索研究所 piONEer(パイオニア)
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2026年6月のAI検索エンジンのトラフィック推移とその動向をまとめました。

AI検索エンジンの国内シェア

AI 検索エンジンの国内シェア(全体)は、ChatGPTが約68%となり、前月比では1.61pt増加しました。一方で、Geminiのシェアは前月比で2.76pt減少しました。

01_ai-search-engine-202606出典:StatCounter,「AI Chatbot Market Share Japan」Statcounter Global Stats, https://gs.statcounter.com/ai-chatbot-market-share/all/japan, 2026年7月29日閲覧
 ※StatCounterのデータはウェブサイトのアクセス状況から推定されたものであり、実際のユーザー数や市場シェアとは異なる場合があります。

従来型検索エンジンとAI検索エンジンのセッション数推移

従来型検索エンジンのシェアが圧倒的に高く、セッション数のシェアは前月比で0.1%増加しました。AI 検索エンジンのセッション数は 2024 年 4 月を起点とすると 6,575%と増加しています。さらに、AI 検索エンジンは前月と比較して10.3%増加であり、セッション数も増加しました。

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出典:Similarwebを活用した当社集計データ(2026年6月まで) 
従来型検索エンジン:Google ・Bing・Yahoo!Japanのセッション数(合計)の推移
AI検索エンジン:ChatGPT・Gemini・Perplexity  などのセッション数(合計)の推移

クエリ別のAI Overviewsの表示状況

クエリ別のAI Overviewsの表示率の調査結果です。AI Overviewsの表示率はKnowクエリが最も高く、前月と比較すると1.2%増加しました。他のクエリ分類でも増加傾向である一方、前月と比較すると伸び幅は緩やかであり、総計としては前月と比較すると1.2%増加しました。

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出典:各業界のSEO上位プレーヤーの流入キーワードを基に当社が調査。(対象データ:2026年6月時点、調査実施:2026年7月)
※各業界で当社が独自に選定したキーワードの中から検索数が多い上位500キーワードを抽出

業界別のAI Overviewsの表示状況

検索市場におけるAI Overviewsの表示率は、検索市場のファネル形状がKnow系に偏る業界で前月に引き続きAI Overviewsの表示比率が高い結果となりました。業種別に比較すると、特に保険業種が前月比で大幅に増加しました。全体としても増加傾向にあり、総計は前月比で2.3%増加しました。

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出典:各業界のSEO上位プレーヤーの流入キーワードを基に当社が調査。(対象データ:2026年5月時点、調査実施:2026年6月)
※各業界で当社が独自に選定したキーワードの中から検索数が多い上位500キーワードを抽出

今月のAI検索トピック

Google :検索にも展開される高速・低コストのGemini新モデルを発表

Google DeepMindは、Gemini 3.6 Flash、3.5 Flash-Lite、3.5 Flash Cyberを発表しました。

3.6 Flashは知識作業や画面操作の性能と効率を高め、3.5 Flash-Liteは大量の検索・文書処理を高速かつ低コストで実行できる設計です。

3.6 Flashと3.5 Flash-Liteは7月21日からGeminiアプリなどで提供され、3.5 Flash-LiteはGoogle検索にも順次展開されます。生成AI検索の応答速度や情報整理の改善につながる発表です。

出典:Google DeepMind,「Introducing Gemini 3.6 Flash, 3.5 Flash-Lite, and 3.5 Flash Cyber」Google DeepMind Blog, https://deepmind.google/blog/introducing-gemini-36-flash-35-flash-lite-and-35-flash-cyber/, 2026年7月29日閲覧


OpenAI:報道機関がAIで記事検索・読者体験・広告営業を強化

OpenAIは、報道機関がAIを取材支援、過去記事の検索、翻訳、音声化、対話型の記事体験などに活用している事例を紹介しました。

読者体験の面では、米メディアであるEaterの飲食店検索やニュース要約のように、AIとの自然言語による対話を通じて、信頼できる情報に素早くアクセスできるようになります。

事業運営の面では、広告営業における見込み客の抽出・評価をAIで効率化した事例も示され、メディア企業の収益基盤を支えるツールとしての活用が進んでいます。

出典:OpenAI,「How news organizations are using AI to advance their vital missions」OpenAI, https://openai.com/index/how-news-organizations-are-using-ai/, 2026年7月29日閲覧

OpenAI:顧客対応用AIエージェント「OpenAI Presence」を提供開始 

OpenAIは、企業が音声・チャットのAIエージェントを顧客対応や社内業務に活用するためのプロダクト「OpenAI Presence」を発表しました。

AIが質問への回答、社内システムの参照、許可された手続きの実行をおこない、必要時には人へ引き継ぐ仕組みで、請求に関する対応や保険金請求のサポート、営業活動などを想定しています。

本プロダクトは特定の企業を対象とした個別導入支援の形態をとっており、一般的なセルフサービスではありません。導入により、生活者は待ち時間のない迅速な対応を享受でき、企業はブランドイメージに沿った一貫した対話接点をあらゆるチャネルで運用可能になります。

出典:OpenAI,「Introducing OpenAI Presence」OpenAI, https://openai.com/index/introducing-openai-presence/, 2026年7月29日閲覧

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次世代検索研究所 piONEer(パイオニア)

「次世代検索研究所piONEer」は、AI検索および検索AIサービスにおける広告の新たな可能性を追求する最先端の研究プロジェクトです。メディアプランナーを中心に、広告戦略や運用・オウンドソリューションに特化した専門部署と連携し、AI検索時代の新たな広告戦略とソリューションの研究・開発を目指します。長年SEM市場(検索連動型広告やSEO)で培ってきた豊富な経験と知識をもとに、AI検索時代にふさわしい広告の革新と価値提供に取り組みます。 当プロジェクトが発行しているAI検索に関する調査レポート「AI検索白書」では、独自調査を通じて生活者の利用動向や今後の展望について詳しくまとめています。

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「ONE-AIO Lab」は、Hakuhodo DY ONEにおけるAIOコンサルティング(AIO:AI Optimization)を専門とする研究開発組織です。AI検索でのブランド情報の表示状況の可視化、AIによる回答内容の評価、最適な情報発信戦略の設計・効果検証、さらにはAI検索アルゴリズムの分析・研究を推進しています。企業がAI時代にふさわしい情報発信戦略を確立し、ブランド価値の向上と持続的な成長を実現するための高度なソリューションを開発・提供しています。

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